コード進行  マスター
 

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音楽制作会社ネクスト・デザイン

 

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アーメン終止

 
 
 
変終止とは
 
 

F → C

 
 
のように、
 
サブドミナントからトニックに動いて、曲に終止感を与える動き方のことです。
 
 
 
通常は
 
 

G → C

 
 
のように、
 
ドミナントからトニックに動いて終止させるのがノーマルですが
 
 
 
 
変終止を使うことで、「なんとなく」曲が終わる感じを演出することが出来ます。「なんとなく」ですので、まだ続いていきそうな気もするのです。
 
 
 
だからこそ、何度でも聴きたくなるような不思議な世界観を醸し出すことができるのです。
 
 
有名な曲では「Amazing Grace」にこのF→Gが使われています。
 
 
「アーメン終止」などとも言われ、聖歌などにも多く見られるコード進行です。
 
 
 
 
またビートルズの名曲「Let It Be (レット・イット・ビー)」にも、この変終止が使われています。
 
 
 
 
ひとまず曲が終わる感じがするのですが、まだ続いていきそうな感覚があるので、気がつくと、曲にどんどん引き込まれて最後まで聴いてしまう。
 
 
名曲たるゆえんですね。
 
「Let It Be」では、さらに経過和音をFとCの間に挟むことで、動きを与えています。
 
 
 
 
Let It Be - The Beatles
 
 
 
|C G|
When I find myself in times of trouble
 
|Am G FM7 F6|
Mother Mary comes to me
 
|C G|F C/E Dm C|
Speaking words of wisdom, let it be
 
|C G|
And in my hour of darkness
 
|Am G FM7 F6|
She is standing right in front of me
 
|C G|F C/E Dm C|
Speaking words of wisdom, let it be
 
|Am G|
Let it be, let it be
 
|F C|
Let it be, let it be
 
|C G|F C/E Dm C|
Whisper words of wisdom, let it be
 
 
 
 
何度聴いても飽きないのには、理由があったんですね。