コード進行  マスター
 

監修・制作
音楽制作会社ネクスト・デザイン

 

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華麗なる偽終止

 
 
 
 
偽終止とは
 
 

F で曲を終わらせること

 

 
サブドミナントで曲を終わらせることです。
 
 
通常は
 
 

C (トニック)で終わる

 
 
ですが、
 
 
 
サブドミナントFで終わらせることで
 
 
 
終わったような続いていくような、アンニュイな終止感を与えることが出来ます。
 
 
定番は、Fmaj7です。
コード内で音が半音でぶつかるので、より大人っぽい響きになります。
 
 
Cで終わらせるのがちょっと大げさだなと感じたときは、この偽終止を使ってみてください。ちょっとした高級感を演出することが出来ます。
 
 
 
さらに都会的な雰囲気を出したいときは
 
 

Fmaj9

 
 
というコードを使ってみてください。
複雑なハーモニーが曲を引き締めてくれます。
 
 
曲の一番最後、Fmaj9で終わるとモダンな響きになるので、そのように終わらせているポップスは結構あります。
 
 
 
 
あとはあまり見かけませんが、
 
Em7(Ⅲm7)の偽終止もあります。
 
 
 
 
他には
 
AbM7(♭ⅥM7)やA7(Ⅵ7)、
 
DM7(♭ⅡM7)、Fm7(Ⅳm7)のような
 
代理コードによる偽終止があります。
 
 
 
厳密に言えば、各コードの音楽理論的な説明をつけることも出来ますが、ローマ数字が出てくるだけでイヤになってしまう方も多いと思うので、ここに出てくるコードネームだけを頭に入れておくだけでも楽曲制作の幅が広がります。
 
 
 
 
シンプルに曲の終わり方をもっとカッコよくしたいと思ったときは是非、偽終止のことを思い出してください。